社会福祉法人まごころ会

レビー小体型認知症の症状と介護方法~グループホームの現場から~

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【認知症基礎講座vol 3】レビー小体型認知症の症状と介護方法~グループホームの現場から~

【認知症基礎講座vol 3】レビー小体型認知症の症状と介護方法~グループホームの現場から~

2023/10/05

レビー小体型認知症という病名を聞いたことがあるでしょうか。この病気は、認知症の一種であり、加齢とともに増加する病気として注目されています。しかし、まだまだ一般的には知られていないことも多く、その症状や介護方法についても知られていないことが多いのが現状です。そこで、今回は、グループホームの現場から、レビー小体型認知症の症状や介護方法について、詳しく掘り下げてみたいと思います。

目次

    レビー小体型認知症とは

    レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症の一つです。レビー小体と呼ばれる脳内のタンパク質が異常に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。主な症状としては、認知機能の低下、幻覚や妄想、運動機能の障害、自律神経の乱れなどがあります。また、薬の副作用に対する高感受性があるため、薬物療法による治療には注意が必要です。グループホームでは、個別に合わせた生活支援や、医療的ケアを提供することが求められます。レビー小体型認知症は、ご本人やご家族にとっても大きな負担となる病気ですが、正しい知識と適切なケアによって、生活の質を向上させていくことができます。グループホームでの生活もその一つとして選択肢となることがあります。

    症状と進行度合い

    グループホームでは、様々な認知症高齢者の生活支援を行っています。症状の種類や進行度合いによって、入居者のケアの仕方や生活のサポートが変わってきます。 認知症の症状としては、記憶力の低下や迷子になることが挙げられます。また、初期段階では健忘症や物忘れなど、深刻な症状がなくても、徐々に社会生活が制限されるようになります。そのため、認知症においては、入居者の行動や言葉の理解をサポートしながら、安全で快適な生活環境を提供することが大切です。 一方、身体的な介護は、個々の入居者の状態によって様々な種類があります。車椅子を使わなければならない方、調理や入浴などの日常生活に支障がある方、コミュニケーションが困難な聴覚障害を持つ方など、それぞれの状態に合わせて適切な援助が必要です。 進行度合いによっては、徐々に介護度が高まっていきます。そのため、グループホームでは、定期的な健康観察や身体機能のチェック、日常生活の見守りや援助を行っています。 グループホームに入居することで、入居者の方々が安心して生活できるように、スタッフ一丸となってサポートしていくことが必要です。

    介護方法のポイント

    グループホームにおいて、入居者様の介護には様々な方法がありますが、その中でもポイントとなることを紹介します。 まずは、コミュニケーション能力の向上です。入居者様と十分なコミュニケーションを取り、自分たちの介護方針に対する理解と意識をしっかりと持つことが必要です。また、介護に必要とされる技術を習得し、適切に行うことも大切です。例えば、移乗や身体介助、食事介助、排泄介助などです。 さらに、入居者様の個性や性格を理解することも重要です。その方に合わせた配慮や、コミュニケーションの方法を工夫することで、入居者様が安心して過ごすことができます。 また、介護をするスタッフ同士のコミュニケーションも欠かせません。連携をとり、業務効率を上げることで、入居者様にとってもスムーズなサービスを提供できます。 以上が、グループホームにおける介護方法のポイントです。入居者様やスタッフそれぞれの個性を尊重し、常にコミュニケーションを大切にすることが、より良い介護を実現するために必要となるでしょう。

    グループホームでの取り組み

    近年、高齢者人口の増加に伴い、グループホームの需要も高まっています。 グループホームでは、日常生活の支援を行うとともに、様々なプログラムを展開して、生活の質を向上させる取り組みを行っています。例えば、音楽療法やアートセラピー、外出や旅行などの催しなどを定期的提供している施設もあり、利用者の社会参加の機会にもなっています。 また、グループホームではスタッフのトレーニングや新しい介護技術の導入などにも力を入れており、利用者により良い生活を提供するための取り組みを続けています。グループホームは、利用者が安心して暮らせるように、スタッフ一人ひとりが利用者の個性やライフスタイルに合わせた支援を行い、その人らしさを尊重した生活の質の向上を目指しています。

    家族へのサポート

    グループホームでのサービス提供は、家族へのサポートを含みます。当会では、入居者とその家族に寄り添いながら、最適なサービス提供を目指しております。入居者の状況を正確に把握し、個々に合わせたケアプランを作成し入居者と家族の関係強化にも努めています。入居者の身体的なケアや生活面のサポートはもちろんのこと、心のケアにも力を入れています。専門のスタッフが、入居者の相談に対応したり、悩み事やストレスを軽減するための活動を提供したりしています。入居者が安心して生活できるよう、家族のサポートも充実させています。それぞれの家族に合わせた対応を心掛け、入居者の幸せな生活をサポートしています。

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